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そもそも節税とは
一言で言うと「税金を節約すること」ですが、ただ単に削るのではなく、あくまで「定められた税法の範囲内で、合法的に会社の税金や利益を減らすこと」です。
よく、節税と脱税をごちゃ混ぜにしている人がいます。脱税は「違法な方法で利益を減らし、会社の税金や利益を減らすこと」です。
合法的な範囲内でやるのが節税、違法なところまでやってしまうのが脱税です。
節税の注意点
節税は税金を減らすことですが、それは利益を減らすことでもあります。利益が減ると、銀行からの融資が受けにくくなることがあります。
また、節税をやりすぎて、その部分が税務調査で否認されてしまった場合、後で加算税や延滞税がついて余計に高くつくこともあります。
節税のつもりが無駄遣いにならないように
備品の購入や買い替えなど、経費になるものがあれば節税になりますが、無駄なものまで買ってしまっては、ただいたずらに利益を減らすだけになってしまいます。
節税と称して備品を買いまくり、会社の中のお金がなくなってしまっては元も子もありません。会社の活動を妨げない範囲で、利益を減らす(税金を減らす)のが節税です。
節税は計画的に
毎年、年度末になって「何か経費になるものはないか?」と、急に買い物をしている会社、ありませんか?
節税=年度末に何か買う、という話はよく耳にしますが、例えば備品の買い物であっても、年度末に一気に買った場合は資産計上されてしまって節税にならない、なんてことがあります。
節税は、年度末に焦って買い物をするようなものではなく、日頃の会社の収益を見ながら、年間を通してやっていきたいものです。