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オークションやアフィリエイトのネット収入にもバッチリ課税
ネット収入ってどんなの?
最近では誰もが気軽にビジネスを行えるようになったのは、このインターネットの普及もあるのかも知れません。(*’‐’*)
例えば、ネットショップなどの本格的なものから、インターネットオークションなどを使った売買、最近流行のアフィリエイト。そうです、これらも立派なビジネス。
アフィリエイトっていうのは、自分のサイトやメールマガジンに企業広告を貼って、その広告を見た人が広告からジャンプした先の企業サイトで会員登録や買い物をした場合に、報酬が支払われる仕組みです。この収入に関しても、課税の対象になるのです。
オークションやアフィリエイトプログラムの運営者側は「税金はお客様の判断におまかせ」状態。確定申告は自分でしなくてはならないということになります。
どのような場合に確定申告すればいい?
オークションの売買などは、とっても身近なことで「あれ?私、確定申告するべきなのかな?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。実は私も、オークションで商品を売ったことがあるので、ドキッとしたひとりです。(;^_^A
逆にどんなときに確定申告しなくていいのか?^^
オークションの利益や広告の報酬が、サラリーマンやOL、パート社員などの給与所得者は年間で20万円以下、その他は38万円以下なら確定申告しなくて良いです。
これらは雑所得として経費が落とせますので、オークションの梱包に使う資材代や、写真を取るデジカメ代、アフィリエイトを始めるに買った参考書やパソコン、プロパイダ代なども仕事上必要ならば経費として計上できますが、あまりにも経費ばかり多くて赤を出していると、税務署に怪しまれるので注意してくださいね。
何を売るかが課税対象の別れ道
アフィリエイトは立派なビジネス、で課税対象なのですが、ネットオークションは、全てが課税対象ではありません。
実は課税、非課税がの判断が非常に微妙。というのは、オークション所得税法というものが適用される上に、売るときの気持ちみたいなものが加味されるからです。
まず、自分や家族が使っている家具や衣服など、生活必需品をいくら売っても税金はかかりません。所得税法により課税されるものは「1個、又は1組の価額が30万円を超えるもの、貴石、貴金属、真珠、べっこう、七宝製品、書画、骨董、美術工芸品」など。いわばぜいたく品は課税対象なのです。
問題は、生活必需品でも売るつもりで仕入れたもの。高く売れる漫画、テレフォンカード、トレーディングカード。これらはビジネスとみなされて、課税対象になるのです。(-_-;)
他にも、ネットオークションで、趣味の手作りネイルを売ったり、アクセサリーを売っている場合も副収入。課税対象ですよ。
ポイントは収入?
アフィリエイトの報酬は現金で振り込まれることもあれば、最近では、ポイント制で受け取ることが出来るようにもなってきています。
これも非常に見解が微妙。一般的に税務署としては、ポイントも立派に収入であるという見方。アフィリエイトの運営者も、報酬については課税対象になることもあると書いてはあるものの、その形態にまで触れることはなく税務署に従うようにと書かれているにとどまります。そこで、所得税法を見ると、金銭でないものに関しては、現金換算して価値があるかを判断するということなのですが、これも非常に微妙です。
というのは、1ポイント1円で、1000ポイントは1000円の扱いでも、この1000円は、ポイントを発行しているお店でしか使えないので半額から7割程度の価値しかないという判断もありますし、これは商品券ではなく、割引券という見方もあります。どれも間違っていないです。
ネット収入に関してはどちらかといえば、税法が後れをとっている感がなきにしもあらずですね。(+_+)
落札時と入金時、申告はいつ?
オークションでもアフィリエイトでも入金のタイミングというものがあって、商品が売れたときと、実際に振込みが行われたとき、所得が発生するのはどちらだろうと思いませんか?(-_-)ゞ
同じ月に取引が終われば問題ないのだけど、12月に売れて、振込みは1月だったなんてときは、年をまたいでしまいます。確定申告のとき、どちらの年で申告したらいいんだろう?
この場合、どちらで売り上げを計上するかというと「白色申告も、青色申告も原則は報酬確定時」。ということは、入金時ではないのですね。「商品が売れたときに売り上げとして計上するのが基本」と覚えておきましょう。