ボーナスが思ったよりも少ない?額面と手取りの秘密

マネー全般

夏や冬になると、そわそわしてくる人もいるのではないでしょうか?ボーナスの季節だからです。月々の給料とは別に大きなお金が転がり込んでくるわけですから、嬉しいですよね。

ですが、そんなボーナス。実は額面と手取りに大きな差があるのはご存知でしたでしょうか?それを見越して、クレジットカードで大きな買い物はしていませんか?まずはボーナスの仕組みから見ていきます。

目次

ボーナスは月々の給料とは違う給料

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ボーナスは決められた日にちに支払われる月給とは違い、会社によって定められた期日に月額の給料の数ヶ月分を受け取れるものです。

ボーナスは年に2回。夏と冬の時期が多いでのすが、会社によっては、年に1〜4回のところもあります。

ボーナスの給付額の決め方は二種類あります。

  1. 固定給
  2. 月額給料○○ヵ月分

固定給であれば、誰でも同じ金額になるため、ある程度金額が予想できます。月額の金額であれば、毎月の給料によって変動します。しかし、気をつけていただきたいのは、「会社によって基準額が変化する」ということです。

 

ボーナス制度がない会社も存在

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そもそも、法律上。必ずボーナスを払う必要性はありません。つまり、会社がボーナスとして、現物を支給するのもボーナスという名目になります。

また、会社の業績次第で財力がない会社であれば、ボーナスの支給がないのは当然とも言えるでしょう。

また、ボーナスでの還元を少なくしている代わりに、「福利厚生の充実」、「月額の給料に反映」という理由でボーナスを違うものに代用している企業も少なくありません。

 

ボーナスも手取りが全然違う

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では、実際にどれくらい手取りとして、ボーナスがもらえるのか?毎月の給料がどれくらいかわかっていても、ボーナスの金額はよくわからないという方も多いかと思います。

主にかかる税金は、「健康保険」、「厚生年金保険」、「雇用保険」、「所得税」になります。地域や年齢によって、他にも必要な人が出てきます。これは月々の給料から引かれる項目と同じになります。

しかし、金額によって引かれる税金が違います。そのため、手取りの金額に大きな差が出てきます。モデルとして、以下に記載します。

 

【額面ごとの手取り例】

額面が20万円の場合 手取り約14万円(70%)

額面が30万円の場合 手取り約21万円(70%)

額面が65万円の場合 手取り約40万円(61%)

額面が100万円の場合 手取り約56万円(56%)

 

額面と手取りに大きな差

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金額が少ないと、月額の給与とあまり差がないです。ですので、あまり損をした気持ちにはならないでしょう。しかし、額面が100万円になると手取りはその約半分の56万円になってしまいます。

一度に大きな金額をもらえるボーナスですが、かかる税金も大きくなってしまうのです。

ですので、ボーナスで100万円分入る=その分クレジットで購入。

なんてことをしてしまうと、その半分しか入ってこないため深刻な問題になってしまいます。ボーナスのやりくりは重要な問題になります。

たくさん入ると思って、大きな買い物をしてしまうと大変なことになってしまいます。気をつけましょう。

 

 

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