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経費で認められやすいものはなんだろう?
確定申告の際、経費で認められやすいものもあれば、そうではないものもあるものです。そこで経費として認められやすいものはどういったものなのかも知っておきましょう。
書籍
以外に思うかもしれませんが、書籍は経費として認められやすいものとして知られています。勉強のために本を購入する。この言い訳が成り立つからです。本を購入することによって情報を得たり知識を蓄えたりが出来ます。それが仕事に活きるのであれば、本もまた、いわば「仕事のためのお金」になりますので経費として認められる可能性が高いのです。
仕事に関係ない…と思っても、本を購入した際には領収書を取っておいた方が良いでしょう。これは電子書籍でも同様です。本はどのような形であれ自分自身の情報ソースになりますので覚えておきましょう。
仮にですが、娯楽のための雑誌であってもそれが仕事で役立つものであれば「仕事に役立った物を購入したお金」、つまりは「経費」です。
交通費
これは鉄板と言えるでしょう。交通費の強みは領収書を出してくれる点にあります。電車であれ飛行機であれタクシーであれ、領収書が出せないということはまず有り得ません。特に電車や飛行機であれば近年は自動改札機であっても領収書が出せる程。仕事の際、移動するのは当たり前です。フリーランスや自営業の場合、そもそも「会社」というものがありませんので、どこかに打ち合わせするために移動しなければならないことも多いでしょう。取材だってあるかもしれません。また、仕入れ先との交渉など、いくらインターネットでいろいろと出来るとはいえ、実際に移動しなければならないことも多々あるはずです。そのような移動のためのお金は経費になりますので、交通機関を利用した際には必ず領収書をもらっておきましょう。
タクシーの場合は手書きであっても何ら問題ありません。領収書をもらっておくことで節税になりますので、必ずもらっておきましょう。仮に一度くらい良いかなと思ったとしても、「塵も積もれば山となる」という言葉もあるように、一年間を通してみた場合、案外多くのお金になっているケースとて決して珍しくありません。特に業種によっては移動も多くなるのではないでしょうか。それらを考えた時、交通費を経費として計上しないのはもったいないでしょう。
携帯電話料金
これも覚えておくと良いでしょう。今の時代、携帯電話を仕事で使っていないという人の方が珍しいのではないでしょうか。むしろ友人や知人とあれこれするよりも仕事で使うことの方が多いものなのではないでしょうか。そのため、これもいわば経費として計上することが出来ます。あまりにも当たり前のように、そして身近なものとして使っているだけにまさか経費になると想像もしていない人も多いようですが、仕事先との連絡で不可欠なものである以上、「仕事のための道具」でもあります。
それこそ通話料プランによっては毎月かなりの額になってしまっている人もいるのではないでしょうか。仮に毎月10,000円だとしても年間で120,000円の「経費」になります。あれこれ工面するのではなく、覚えておくだけで経費になるのです。携帯電話料金もまた、経費計上するのを忘れないようにしましょう。
通話料そのものを抑えるのも良いですが、むしろ経費に計上できると思ってガンガン通話するのもありです。
ガソリン代
「仕事で使っているのであれば」、当然こちらも経費になるのは言うまでもありません。先に交通費は経費として計上しやすいとお話しましたが、移動手段は決してそれだけではないはずです。そうです、車での移動です。
仕事の際、電車だけではなく車で移動する人だっているのではないでしょうか。そのような時必要になるのはガソリン、燃料です。仕事で移動するためのお金なのです。ガソリン代もまた、経費として計上出来るのは言うまでもありません。
プライベートでも使っているので…との思いから、経費は無理だろうと思っている人も多いかもしれませんが、仕事でも使っているのであれば経費として計上出来ますので、ガソリンスタンドで給油を行った際、レシートは捨てずに持っておくようにしましょう。こちらもいわば立派な「領収書」です。
まとめ
生活の中には自分が意識していないだけで、案外経費として計上出来るものが隠されています。経費として計上出来る以上、節税になりますので、それらもしっかりと覚えておくようにしましょう。